書評『身近な薬物のはなし : タバコ・カフェイン・酒・くすり』

書評『身近な薬物のはなし : タバコ・カフェイン・酒・くすり』

徳島大学附属図書館のブログに寄稿しました。おすすめの本をご紹介します。

書名:『身近な薬物のはなし : タバコ・カフェイン・酒・くすり』
著者: 松本俊彦
出版社: 岩波書店

本書で最も心に刻まれたのは、コーヒー党である私にとってカフェインが強力な依存性薬物であることを再認識させられたことだ。
人類に最も大きな健康被害をもたらしている薬物は「アルコール、タバコ、カフェイン」がビッグスリーで、深刻な問題を惹起していないにもかかわらず、厳しい規制の対象薬物が「アヘン(オピオイド類)、大麻、コカ」のリトルスリーだ。また、若年層で増えている市販薬(パブロンゴールドやエスエスブロン錠、メジコン咳止め錠等)のオーバードーズ(過量服薬) が社会問題となっている現実がある。
アルコール度数が高くて安いストロング系チューハイはゴクゴク飲めて危険なこと、大麻規制のきっかけは禁酒法廃止に伴うアルコール捜査官の失業対策だったこと、市販薬には処方薬では使われなくなった依存性の強い成分が加えられていることなど、新たに得られる情報が満載だ

11月17日より、徳島大学附属図書館蔵本分館1階ホールのMy Recommendationsコーナーに展示されています(学外者も利用できます)。ぜひ手に取ってご覧ください。

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