徳島大学附属図書館のブログに寄稿しました。おすすめの本をご紹介します。
書名:『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで!』
著者:永井康徳
出版社:主婦の友社
第5波における新型コロナウイルス感染症患者の増加において、病床や療養施設不足のため自宅療養者が増加し、往診が余儀なくされた。本書は愛媛県で在宅医療を展開している永井康徳先生が、平常時の在宅医療の現状について漫画を用いてわかりやすく紹介したものだ。
近年、在宅診療が一般的となった理由は、高齢者数の激増に伴い通院困難者が増えたためで、今後20年間は在宅診療の需要が増加すると予測されている。
著者によると病院医療は「治し、施す医療」、在宅医療は「患者さんを支え、寄り添う医療」とのこと、本書で在宅医療についての知識を深めてみては!
10月21日より、徳島大学附属図書館蔵本分館1階ホールのおすすめコーナーに展示されています(学外者も利用できます)。ぜひ手に取ってご覧ください。