徳島大学附属図書館のブログに寄稿しました。おすすめの本をご紹介します。
書名:『高齢者とがん : 健康管理、診断・治療から心と暮らしのケアまで』
著者: 山口建
出版社: 中央公論新社
国立がんセンター研究所の先輩医師(私が腫瘍遺伝子研究部在籍時の内分泌部室長)で、後年に研究分野で共通点を有した山口建・静岡県立静岡がんセンター名誉総長による「がん患者のための啓発書」である。
がんと診断された時、どうしても不安に陥ってしまう。この状況を克服するためには、患者自身が「がん」と向き合い、必要な情報や支援を入手することが重要という。
特に、第4章 がんと心、第8章の「やるべきこと、やりたいこと、やれること」、「患者から学んだこと」、第11章 家族の役割と心構え など、著者による「がんの社会学」の研究結果や多くの患者と向き合った際の患者・家族の証言が示され、がん患者は身体のみならず心の弱者であることを再認識し、精神的にも支えとなる必要性を感じた。
3月31日より、徳島大学附属図書館蔵本分館1階ホールのMy Recommendationsコーナーに展示されています(学外者も利用できます)。ぜひ手に取ってご覧ください。












