徳島大学附属図書館のブログに寄稿しました。おすすめの本をご紹介します。
書名:『起業の天才!』
著者:大西康之
出版社:東洋経済新報社
リクルート事件で汚名を残した江副浩正。ところが、江副は自分にはない才能をもつ人材を見つけだし、その人を活かすマネジメントの天才だった。社員に対し「君はどうしたいの?」と問いかけ意見を求める。「じゃあそれ、君がやってよ」と畳み掛けるのだ。こうして若い社員のモチベーションを高めたため、彼らは自ずから徹夜や休日出勤した。
また、江副が次の時代に経済を動かすのは「モノ」ではなく「情報」だと1985年の時点で気づいていたのに驚かされ、先見性を有した起業の天才であることを痛感させられる。
5月12日より、徳島大学附属図書館蔵本分館1階ホールのおすすめコーナーに展示されています(学外者も利用できます)。ぜひ手に取ってご覧ください。